中教審委員の妹尾氏がようやくまともな文章を書いた
私がさんざん、けなしてきた妹尾氏。
今回(学校における働き方改革特別部会(第18回) 配付資料)
(参考資料9)妹尾委員提出資料.pdf
タイトル「給特法をはじめとする時間外勤務抑制に向けた制度的措置の在り方に関する問題提起」
ではじめて、まともな文章を書いていた。
なぜ、現状このような状況になっているのか、法律(司法の判例)の問題点も含め述べている。
1年前、妹尾氏の著書「先生が忙しすぎる」をあきらめない―半径3mからの本気の学校改善
のアマゾンの書評で、コテンパンにけなした。
この書籍であげていることなど、現場の教員は、100も承知で、いくら工夫したってダメだったのである。
この書籍では、現場の教員が、工夫すれば、考えを変えれば解決するみたいなことを欠いている。そんなこと無理なのである。現場を知っていれば。
知らないから、この書籍のようなことが平気で書けてしまう。
妹尾氏も、ようやく、現場の教員がいくら努力してもそもそもの仕組みや制度、法律がつぶしていることにようやく気付いた模様だ。
遅きに失しているが、まだ少し中教審は続く。
残り少ない審議にて、実のある議論をしてもらいたい。
記事録も読んだが、悲惨なものだ。
データの背景に、どんな事実があるかわかる委員が誰もいないのである。
宇宙開発のデータをど素人がぶつくさ話しているレベルと何ら変わらない。
現状の委員メンバーでは、何か紙っぺら1枚出して終わるのが関の山である。
東京都の小学校 教員採用みたいに1.8倍みたいな状況が続いて、破廉恥事件が続かないと変わらないのだろうが。